S2最終769位:対面ドラダルマバーン
どうも、ルーンという者です。
S2で一応の目標であった最終3桁に乗ることができた記念(自己満足)として、今回の構築を紹介しようかと思います。
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A)構築完成までの流れ
まず、S2ではUSUMの頃から好きだった対面構築を使いたいと思い、色々な構築記事を読みあさりました。
7世代の対面構築といえば、メガ枠+襷枠+Z枠の選出が1つのテンプレであり、僕個人としてはこの内、襷枠のポケモンの誤魔化し範囲の広さや対応範囲の広さが最も重要なファクターであると思っていました。
また7世代の話になって申し訳ないですが、代表的な襷枠であるキノガッサは、襷と胞子による行動保証に加え、高火力先制技・豊富な積み技による崩し性能をもっており、とても強力でした。
8世代においてはキノガッサと同じ役割を遂行できるポケモンはいません。
また、ダイマックスの登場とZの廃止によりミミッキュの切り返し性能の低下も前のめりな構築である対面構築にとっては逆風でした。
ただし、現環境は物理環境であることから、積み技+ダイマックスの強力な抜き性能に対しても、襷+カウンターなら切り返すことが可能なのではないかと考え、構築をスタートさせました。
そこで、カウンターと先制技を両立しているポケモンを探したところエースバーンにたどり着いた(ネギガナイトもそうですけども)ので採用しました。
そして対面構築には入れ得であるミミッキュと弱保枠として弱保ドラパルトを採用し、この3匹を基本選出としました。
続いて、ダイマックス前提枠が構築に多くなると選出の幅とパワーが落ちるため、ダイマックスしなくても雑に強いヒヒダルマを採用。
純粋にこのポケモンを使ってみたかったというだけでもありましたが。
ここまでで、水タイプのポケモンが重かったので、水技に後出しでき、なおかつ積み技による崩し性能も見込める悪巧み水ロトムを採用しました。
最後に申し訳程度のキッスリザ対策とクッション枠として食べ残しカビゴンを採用しました。
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B)構築
①ドラパルト(すりぬけ)@弱点保険
実数値:
193(236)-181↑(196)-101(48)-×-95(0)-166(28)
技構成:
調整はS1のふゆのさんの弱保ドラパと全く同じ
雑に扱っても強いポケモンでこの構築のMVPだった。
初手に投げてダイマックスして、ダイジェットやダイスチルを絡めて荒らしていった。
このポケモンだけで相手を2匹程度倒せることも少なくなかった。
対面性能を上げるために鋼の翼を採用したのでナットレイやHBアーマーガァに勝てないのだけは注意。
②エースバーン(猛火)@きあいのタスキ
実数値:
163(60)-168(252)-96(4)-×-97(12)-178(180)
※調整意図
→S:最速アイアント抜き
A:最大
H:カウンター考慮で残り最大
技構成:
火炎ボール・飛び膝蹴り・不意打ち・カウンター
この構築のまさしくエース。
環境的に炎・格闘の範囲の刺さりがよく、水タイプのポケモンが少ない構築には積極的に初手投げしていった。
ギャラドスやオノノクス、エースバーンミラーなどの時にカウンターで無理くりストッパーの役目を果たすことも多かった。
実数値:
181(4)-192(252)-75(0)-×-75(0)-161↑(252)
技構成:
氷柱落とし・フレアドライブ・馬鹿力・蜻蛉返り
テンプレオブテンプレのダルマさん。
主に広い技範囲と高い攻撃力による、ラスイチのスイーパーを果たすことが多かった。
雑に強かったとしか言えない。
④ミミッキュ(化けの皮)@命の珠
実数値:
131(4)-142(252)-100(0)-×-125(0)-162(252)
技構成:
影うち・ゴーストダイブ・じゃれつく・剣の舞
テンプレのASミミッキュ。
特筆すべき点として、ゴーストダイブを採用している点である。これはダイマックスを先切りすることが多いため相手のダイマックスを強引に凌ぐ必要があるためである。
後にも述べるが、この構築は高耐久水ポケモンが重いため、じゃれつくをウッドハンマーにすべきなのかもしれない。
⑤カビゴン(厚い脂肪)@食べ残し
↑こいつだけぬるぬる動く画像しか無かった
実数値:
257(172)-130(0)-128↑(252)-×-141(84)-50(0)
技構成
アームハンマー・ヘビーボンバー・欠伸・守る
少しDに振った残飯カビゴン。
Hを16N+1にしている。
初手の出し負けやリザキッスのダイマを枯らすことを目的として採用。
技構成はミミッキュなどのフェアリーに対する打点としてヘビボン。
構築単位で型破りドリュやサザンがキツめなので格闘打点としてアムハンの2ウェポンとして、残りを欠伸守るとした。
過労死することが多いポケモンで少し使い方が下手だったと反省している。
⑥ウォッシュロトム(浮遊)@オボンのみ
実数値:
157(252)-×-159(140)-133(60)-128(4)-113(52)
※調整意図
→いろはさんのヌルアントの記事を参照
技構成:
エースバーンやヒヒダルマを見て選出されるであろう水ポケモンを起点に悪巧みを積み、全ぬきを狙う枠として採用……したのだが、結局全体の並びとしてドヒドヌオーなどを崩せなかったりしたので、この枠は諸説あると考えられる。
しかし、この構築において唯一パルシェンに強いポケモンであるため(厚い脂肪込みだとカビゴンでも相手はできるが)、代わりのポケモンが思いつかなかった。
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C)選出について
この構築は最終日付近4日程しか使っていないので、計30戦程度しか行っていない。そのため、若干選出のサンプル不足であるのは否めない。
(7000位→769位の間のみ)
1番多かった選出はドラパ+エース+ミミorダルマだった。
リザキッスがいて、1度展開されたら止められそうにない時や出し負けが起こりそうな時はカビゴン(ミミッキュ)を選出し、ミロカロスやドヒドイデなどに対しては水ロトムを選出するようにしていた。
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D)この構築が欠陥である理由
ここまでこの記事を読んでいただき嬉しい限りですが、この構築は欠陥構築であると最終日潜りながら思っていました。
能動的な積み技がほぼ無いため受け構築を崩す事がかなり難しく、また挑発やラムの実持ちもいないため、初手のステロ欠伸展開に対しての回答が存在しません。
加えて、水ロトムによってドヒドなどを崩そうと考えていましたが、結局並び単位では崩せませんでした(僕のプレイングが甘いのもありますが)。
そのため、easy win は少なく、easy loseが多かった。
ミミドラパエースダルマの並びは雑に強かったため、残り2枠を変えてまたランクマに潜ってみたいと思います。
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E)重いポケモン
・高耐久水ポケモン(ドヒドイデ、ミロカロス、トリトドン、ナマコブシ)
・コータス
・型破りドリュウズ
・型破りオノノクス
etc.……
パッと思いつくのでこのくらい。
とにかく水タイプに殺意が湧いていた
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F)最後に
S1は最高4000位とかだったので、最終3桁乗れて嬉しいです(最高は他の構築で414位)。
次の目標は最高2桁、最終200位くらいを目指したいです。
もし一緒に対面構築の構築を考えてくれる人がいれば嬉しいですかね笑。
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